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美しく心地よい衣服。

 

 

衣服の歴史的文脈から抽出した本質的な美のエッセンスにコンテンポラリーな解釈を加え、享楽的・表面的ではない手法で美しい衣服をつくろうと考えています。

私たちの考える美しさとは、研ぎ澄まされた静穏さの中に奥行きが感じられ、機能的でありながら情緒に満ち、今を切取っていながら時代を超越するような、相反の美です。おそらくそれは日本的な美意識に根ざしています。

そして、心身ともに心地よいということ。

SOIL&RAINの衣服はすべてオーガニックコットンでできています。袖を通せば、驚くほどソフトな肌触りと心が和らぐような豊かな風合いを感じることができます。

自然環境にも、生産に携わる人々にも配慮したサスティナブルな仕組みから生まれたものを身にまとうことは精神的にもとても心地が良いものです。

また、新鮮な材料を使って腕の良い職人がつくる懐石料理のように上質な素材と作り手の細やかな感性は美しい衣服に不可欠です。

それらを入手することがどんどん困難になってきている現実の中で現場に入り込み、目の届く範囲で堅実なモノづくりをすること、生産背景を持続可能なものとすることも重要になってきています。

こういった無数のベクトルの消失点にこそ、日々を彩る〝美しく心地よい衣服″が立ち上がるのだと私たちは考えています。